== 空間図形・点の移動(高校入試問題5) ==
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高校入試の基本〜標準
空間における点の移動
基本:★
【問題1】

 右の図は,1辺が6cmの立方体である。2点P, Qは同時にAを出発し,Pは毎秒1cmの速さで辺上をA→B→C→Dの順に動き,Dで停止する。Qは毎秒1cmの速さ辺上をA→Dの順に動き,Dで停止したまま動かない。P, QAを出発してからx秒後の,四面体AEPQの体積をy(cm3)とする。次の(1)〜(3)の問いに答えなさい。
(1) 0≦x≦6のとき,yxの式で表しなさい。
(2) 6≦x≦12のとき,yの値の変化として正しいものを,次のア〜ウから1つ選び,記号で答えなさい。また,そのように判断した理由を,四面体AEPQの底面積と高さに着目して,説明しなさい。
ア 増加する  イ 減少する  ウ 変化しない
(3) PAを出発してからDに到着するまでの間で,y=12となるxの値をすべて求めなさい。
(2018年度 群馬県公立高校入試問題)
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基本:★★
【問題2】

 右の図のように,AB=6cm, BC=8cm, CA=3cm, BE=12cmの三角柱ABC−DEFがある。点Pは,点Bを出発して辺BE上を毎秒1cmの速さで動き,点Eで停止する。点Qは,点Cを出発して辺CF上を毎秒2cmの速さで動き,点Fで折り返して点Cに戻ったところで停止する。2点P, Qが同時に出発し,出発してからの時間をx(0≦x≦12)とする。このことについて,次の(1)〜(3)の問いに答えなさい。
(1) 0≦x≦6のとき,四角形PBCQの面積を,xを使って表せ。
(2) 線分PQが長方形BCFEの面積を2等分するときのxの値をすべて求めよ。
(3) 三角形DPQDP=DQの二等辺三角形となるとき,線分PQの長さを求めよ。
(2019年度 高知県公立高校入試問題)
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基本:★★

【問題3】
 右の図のように,1辺の長さが10cmの立方体があり,点Mは辺GHの中点である。点Pは《ルール》にしたがって移動する。
《ルール》
 点Pは毎秒1cmの速さで,点Aから点GまでA→B→F→Gの順に,辺AB, BF, FG上を動く。
 点Pが点Aを出発してからx秒後のAFPの面積をy cm2とする。ただし,点Pが点Fにあるときはy=0とする。次の(1)〜(3)の問いに答えよ。
(1) x=6のとき,yの値を求めなさい。
(2) 10≦x≦20のとき,y=24となるxの値を求めなさい。求める過程も書きなさい。
(3) 20≦x≦30のとき,線分BP, PMの長さの和が最も短くなるxの値を求めなさい。また,そのときのyの値を求めなさい。
(2019年度 秋田県公立高校入試問題)
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基本:★★

【問題4】
 図3の立体は,ABCを1つの底面とする三角柱である。この三角柱において,ACB=90°, AC=4cm, CB=8cm, AD=9cmであり,側面はすべて長方形である。また,BG=6cmとなる辺BE上の点をGとする。点Pは,点Aを出発し,毎秒1cmの速さで辺AC,線分CG上を,点Cを通って点Gまで移動する。
 このとき,次の(1)〜(3)の問いに答えなさい。
(1) 点Pが辺AC上にあるとき,PDFの面積を求めなさい。
(2) 点Pが点Aを出発してから3秒後のとき,四角形PDFCを,辺ADを軸として1回転させてできる立体の体積を求めなさい。ただし,円周率はπとする。
(3) 点Pが点Aを出発してから9秒後のとき,線分PDの長さを求めなさい。
(2019年度 静岡県公立高校入試問題)
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基本:★★

【問題5】
 図3の立体は,ABCを1つの底面とする三角柱である。この三角柱において,ACB=90°, AC=BC, AB=12cm, AD=3cmであり,側面はすべて長方形である。また,点Pは,点Eを出発し,毎秒1cmの速さで3辺ED, DA, AB上を,点D, Aを通って点Bまで移動する。
 このとき,次の(1)〜(3)の問いに答えなさい。
(1) 点Pが辺ED上にあり,ADPの面積が6cm2となるのは,点Pが点Eを出発してから何秒後か,答えなさい。
(2) 点Pが点Eを出発してから14秒後のとき,APEを,辺APを軸として1回転させてできる立体の体積を求めなさい。ただし,円周率はπとする。

(3) この三角柱において,図4のように,点Pが辺AB上にあり,CP+PDが最小となるときの,線分PFの長さを求めなさい。
(2022年度 静岡県公立高校入試問題)
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★★★
【問題6】

 図1のように,1辺がa cmの立方体ABCD−EFGHがあります。
 次の(1)〜(3)に答えなさい。
(1)(2) 略
(3) 図3は,図1の立方体で,a=10としたものです。
 点P, Qはそれぞれ頂点A, Bを同時に出発し,四角形ABCDの辺上を,Pは毎秒

1cmの速さでBを通ってCまで,Qは毎秒2cmの速さでC, D, Aを通ってBまで移動します.2直線PQ, EGが同じ平面上にある直線となるのは,点P, Qがそれぞれ頂点A, Bを同時に出発してから,何秒後と何秒後ですか,求めなさい。
(2021年度 北海道公立高校入試問題)
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