◇この教材は,高校生が表計算ソフトを使って,数学Tの「データ分析」レベルの内容を扱うときの「演習の手引き」として書いたものです.(筆者自身用の備忘録でもある)
◇●1〜●4のソフトについて操作方法を解説していますが,全部読む必要はありません.自分のパソコンで使えるソフトを選んで,読んでください.
≪Excelなどの表計算ソフトの入手方法≫
●1 「Microsoft Office 2021」などのインストール型
• これがMicrosoft OfficeのExcelであるが,発売年度に応じてメニュー画面からの入り方やできることが少しずつ変わっていく.筆者の手元にあるのはExcel2021で,とりあえずExcel2021での利用方法を以下においてメモしていく.
• Excel2021を単体で購入すると20000円前後の価格かな?(筆者はプレインストール版のパソコンを購入したので,個別の価格は分からない)
●2 無料で使える「Excel for the web」
• Microsoftのアカウントを1つ作っておく.
• Microsoft 365の画面で,画面の下の方に小さな文字で書かれている「無料で Excel の使用を開始する」をクリックする.
• ブラウザ上に,Excelと同様の表計算ソフト(スプレッドシート)が表示されるので,そのまま使う.
• 作業に用いたファイルは,ネット上の onedrive live.com に自動的に保存される.後日見ることもできるし,消去もできる.
• 大雑把に言えば,パソコンにインストールして使うExcelとほとんど同じことができるが,メニューからの入り方やできる内容が微妙に違うので,筆者の感想を以下にメモしておく.
●3 無料で使える「Google スプレッドシート」
• Googleのアカウントを1つ作っておき,そのアカウントでログインする.
• パソコン用Googleのメイン画面で,右上にあるのマークをクリックして,いろいろ出てくる選択肢の中から下の方にある「スプレッドシート」を選ぶ.
• ブラウザ上に,Excelと同様の表計算ソフト(スプレッドシート)が表示されるので,そのまま使う.
• 大雑把に言えば,パソコンにインストールして使うExcelとほとんど同じことができるが,内容がかなり違うので,筆者の感想を以下にメモしておく. • 作業に用いたファイルは,ネット上のGoogle ドライブに自動的に保存される.後日見ることもできるし,消去もできる.
●4 無料でインストールできる統計用ソフト「R」
• CRANのミラーサイトから,Windows用, macOS用に応じてインストールする.
• インストールができて,Rを起動すると,コマンドプロンプトを入力する画面になるので,キーボードを使って,必要なコマンドを入力して使う.
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