自由研究2−3
■ 食塩水の濃度
 
 A君とB君はそれぞれうすい食塩水と濃い食塩水の2種類を持っていて,各自の食塩水を混ぜる.
 ここで,A君のうすい食塩水はB君のうすい食塩水よりもうすく,A君の濃い食塩水もB君の濃い食塩水よりもうすいとする.
 混ぜてできた食塩水で,A君のものが濃くなるのはどのような場合か考える.
 右の図はA君が,5(%)の食塩水10(g)と10(%)の食塩水40(g)を持っていて,9(%)の食塩水になり,
B君は6(%)の食塩水40(g)と11(%)の食塩水10(g)を持っていて,7(%)の食塩水になるようすを図にしたものです.
 A君は,B君と比較するとうすい食塩水を持っていますが,濃い食塩水をたくさん持っているところが鍵です.これをヒントにして,以下の問題に答えなさい.
 
単位は(%)
《問題》
 A君は,うすいa(%)の食塩水b(g)と濃いc(%)の食塩水d(g)を持っている.B君は,うすいe(%)の食塩水f(g)と濃いg(%)の食塩水h(g)を持っている.ただし,a<e, c<g, a<c, e<g とする.また,食塩水の濃度は26.4(%)以上にはならないものとする. 
 このとき,A君の持っている2つの食塩水を混ぜたものが,B君の持っている2つの食塩水を混ぜたものよりも濃くなるような例を1つ作りなさい.
A君 a=(%) b=(g) c=(%) d=(g)
B君 e=(%) f=(g) g=(%) h=(g)
※ A君がa(゜C)の冷たい水b(g)とc(゜C)の熱い水d(g)を,B君が,e(゜C)の冷たい水f(g)とg(゜C)の熱い水h(g)を持っていて,各自の水を混ぜる場合にも,上の問題と同様の取り扱いになります.

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