√の中が同じ数字のものの和や差は,文字式の計算と同じように係数をまとめることができます.
  例 +3=4
  (これは,a+3a=4aや+3=4と同様です.)

√の中が「同じにならないもの」の和や差は,それ以上簡単になりません.

注意:見かけが同じでなくても,変形の結果√の中が同じになるものは簡単になります.例えば√8+√2は2√2+√2で3√2になります.
例√3+3√5はこれ以上簡単になりません.難しい読み物:「簡単にならない」というのは本当か?→
(これは,a+3bや+3が簡単にならないのと同様です.)
特に,√5−1などを√4にしないように気を付けましょう.
【気をつけよう甘い誘惑=破滅の道】
−1 ←×→−1 は,これ以上簡単にならない)
−1 ←×→−1 は,これ以上簡単にならない)
−1 ←×→−1 は,これ以上簡単にならない)

【問題】
 次の数を変形して,なるべく簡単にすると右のうちどの値になりますか.(√がない形にするか,または,√の中をなるべく簡単な整数にしなさい.)

  

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